公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき
2018.11.12
数珠
珠には、木の実・水晶・真珠・金・銀・さんご・香木などがありますが、
特にボダイジュの種と水晶を功徳(くどく)の高いものとして重んじています。
儀式用として特色あるものには、密教で用いる装束数珠、
浄土宗の環貫数珠、修験調のものが無難とされていますが、
僧以外は無用に持つことはありません。
尚、キリスト教で用いられる数珠はロザリオと言われ、
イスラム教にも類似のものがあります。
【功徳】
①良い果報をもたらす基となる善行
②善行の結果として与えられる神仏の恵み
【ロザリオ】
カトリックの用語で、「ロザリオの祈り」の際に用いる数珠をリザリオという。
ロザリオとは、バラ園を意味するラテン語のrosariumからきた言葉です。
キリストと聖母マリアの「喜びは五玄義(奥義)」「苦しみの五玄義」
「栄えの五玄義」を黙想しながら聖母のとりなしで神に祈願するために、
天使祝詞150回を唱えることをロザリオの祈りと言います。