公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき

2018.10.12

健康

 

私が、この神戸 公詢社に入社してから15年半が経ちました。

長いようでもあり短いようでもありました。

こんな私を雇ってくれている会社に感謝の気持ちでいっぱいです。

最近特に思うことは、健康でいれることの有難さです。

40歳を過ぎてからは特にその事を感じるようになりました。

20代、30代では少し無理をしても大丈夫だったものが、

今は無理が効かなくなってきたのは事実です。

しかし、気持ちは以前よりも増しているのもこれまた事実です。

弊社社長がいつも言われている、

「いかに人生を楽しく、有意義に過ごすか」

「人間は生まれた瞬間から『死』に向かって走り出します。」

「時間は万人に平等に与えられている。」

この言葉の意味を今、ようやく理解し始めたところです。

夏から秋に季節が移り、美味しいものを食べれることの有難さを

感じた時に最近ふとこの「健康であることの有難さ」を感じました。

一分一秒無駄にすることなく、過ごしていきたいです。

2018.09.17

折り鶴に想いを

ご家族だけでのご葬儀

準備されたのは一対のお花のみでした

お寺さんからお経は頂きたいとの事で

菩提寺に相談され準備できる範囲でお布施を包まれました

お花が好きだったおばあちゃん

飾られたお花だけでは棺いっぱいに埋める事は出来ません

涙を流すお孫さん達に「良かったらみんなで折り紙をおりませんか」と声をかけました

小学生と中学生のお孫さん4人 初めは遠慮していましたが

中学生のお姉ちゃんが先頭を切ってみんなに折り紙を配り始めました

しばらくすると沢山の折り鶴が式場に飾られていました

儀式が終わり折り鶴はおばあちゃんの眠る柩へと納められ旅立たれました

きっとその折り鶴がお孫さん達の気持ちをおばあちゃんの元へと運んで下さると信じています

2018.09.10

お葬式とは

近年インターネットで葬儀会社を紹介する企業が増えてきております

本来お葬式とはご遺族・宗教者・葬儀社との話し合いによって決まっていくものです

公詢社はお客様と直接対面して葬儀の費用や形式など細かな事までご相談させて頂きます

大切な人の人生最後の儀式

私たちはご遺族と共に考えます

2018.08.04

心に残る詩

 

人を動かす言葉

勇気づけられる言葉

言葉ひとつで人は喜んだり悲しんだり

言葉には不思議な力があるものです

いのちの詩人とも言われる相田みつをさんの詩は素直に心に入ってくる

弊社 兵庫区の会館 “フューネラル神戸 四季”の受付にも相田みつをさんの作品を飾っています

【 自分の番  いのちのバトン 】

父と母で二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で 千二十四人

二十代前では ― ?

なんと百万人を超すんです

過去無量のいのちのバトンを受けついで

いまここに 自分の番を生きている

それがあなたのいのちです

それがわたしのいのちです

           みつを

なるほど と思う詩ですよね

親から子へ いのちのバトンを受け継いで

いま 生かされている事

いま 一生懸命生きる事

改めて命の尊さ大切さを考えさせられます

葬儀とは『命の伝達式』なのですね

2018.08.01

 

夏と言えば、夏祭りや海水浴、かき氷、花火など色々と思い浮かびますが、

私は夏を一番感じるのは「蝉の声」です。

家の木から蝉の声が聞こえ始めると、夏が来たなあと毎年思うものです。

人によっては騒音にしか聞こえない方がいるかもしれませんが、

子供の頃からずっと聞いてきたものとしては、うるさいと思うよりも

なくてはならないものです。

夏の風物詩ですよね。

その蝉について少し掘り下げてみると、蝉は長い間土の中にいて、

地上に出てきたら一週間ぐらいしか生きれないと思っている方が

多いのではないでしょうか。

実際は、一か月から一か月半程は生きているそうです。

蝉は種類にもよりますが、3年~17年程土の中で過ごし、それから地上に出てきて

成虫になる準備を行います。

土の中でも地上へ出ても危険がいっぱいの中、それでも生き抜いた成体のみが、

あの鳴き声を発声することが出来、次の世代を残すためにその短い一生を

必死でいきています。

こういう事を知っていれば、普段聞いている蝉の声も必死で生きている

「魂の叫び」だなと思えてきますね。

蝉も与えられたその生を一生懸命全うしようとしています。

我々人間も生かされている事を感じながら、一日一日大切に

過ごしていくべきだと感じさせられました。

2018.07.15

死刑

オウム真理教 麻原彰晃の死刑が実行されました。

 

色々な意見はあることでしょう、しかし大多数の国民感情は「是」なのではないでしょうか。

 

どんな人でも、その最期に関わるのはやはり葬儀屋です。

 

刑場から誰かが搬送し、誰かが棺に納め、誰かが火葬場へ送り届ける。

 

そしてそれぞれの場面で、携わった葬儀屋さんはきっと「手をあわせた」はずだと思うのです。

 

被害者、そのご家族にそれを求める事はできないでしょう

 

もし自分がその現場にいたなら…やはり手をあわせた事でしょう。

稀代の犯罪者とはいえ、それが目の前のご遺体に対する「敬意」だと思うのです。

 

我々が手をあわせるって、そういう事だと思っています。

 

否定でも擁護でもありませんが

同時に執行された6名の御霊にも 合掌

2018.06.30

最後の朝

 

朝一番 故人が好きだったコーヒーをお供えしようと

式場に入ると、柩に寄り添う息子さんの姿を目にしました。

恐らく昨夜からずっと側にいたのでしょう。

いったん下がりコーヒーをもう一杯入れて

息子さんのもとへお持ちしました。

「良かったらお母様と一緒に飲まれませんか?」

息子さんは立ち上がり、

「おかん、コーヒーやで!おかんの好きなコーヒーや!

 一緒に飲もな」と柩の上にお供えされました。

母と子、2人で過ごす最後の朝。

コーヒーを飲みながらどんな話をしたのでしょうか。

しばらく2人きりでひと時の時間を過ごされました

2018.06.29

いい言葉

 

ある喪家様を訪問した時のお話

仕事に遊びに家族に一生懸命のご主人。

奥様とご主人との想い出話の中で、

一番気を引いたのが、旦那さんの信条である

「どんなに悪い人でも1つは必ずいいところがある

 悪い所ではなく、いい所を見て人と付き合ってきた」

という言葉。

ご主人は、亡くなるまでその言葉通り生きてこられました。

奥さん曰く、「勿論、それで騙されたりしたことも何度もあった」と。

それでも、「人間が好きや」

とその生き方を貫かれてきました。

最後まで人を信じぬく事、自分の信念を貫き通す事、

なかなか出来ることではありません。

ご主人に対して、尊敬の念を抱くとともに、

このお話をして下さった奥様にも感謝です。

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