公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき
2018.06.19
縁
縁(えん)
【意味】
1.仏語 結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。
原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。
2.そのようになるめぐりあわせ。
3.関係を作るきっかけ。
4.血縁的・家族的なつながり。
5.人と人とのかかわりあい。
先日、お客様を訪問した時に、「縁」についてお話して下さいましたので
ご紹介致します。
そのお客様は、常日頃より「縁」というものを凄く大事にされており、
たとえ少しのかかわりであろうと丁寧な応対を心掛けておられるそうです。
それは、今はほんの少しのかかわりでも将来それがきっかけで
深い付き合いになるかもしれないからです。
例えば、電車で席を譲った方や役所や銀行等の待合せ室で
たまたま隣合せになった方がその時はその瞬間でのかかわりだけでしか
ないかもしれませんが、この後深い付き合いになったり、身内になるかもしれない。
そう思って今までの人生を送られて来られました。
「目に見えない糸」で繋がっている、そう表現されてました。
もう一つ教えて頂いたのが、
「袖振り合うも他生(多生)の縁」という言葉。
意味は、袖が触れ合うようなちょっとした出会いも、
前世からの因縁によって起きるという意。
私も知っていましたが、勉強足らずで情けないことに
「袖触れ合うも多少の縁」だと思ってました。
今日からは間違えることなく使っていきます。
お客様との会話は本当に勉強になります。
このようなお話をして頂くことに感謝です。
このお話を聞けたことも「縁」ですね。