公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき
2018.06.15
柩にメッセージ
柩の中で眠るお母様のそばから離れない子供
葬儀がはじまる前 私は子供に声をおかけしました
「お母さんへの想いを柩に書いてみては?」と
その言葉にうなずき すぐに行動に移した
それを見た親族が続いて柩にメッセージをつづった
全員が書き終えた柩には もう隙間もないくらい
ぎっしりと『想い』が埋め尽くされていました
「神戸のお葬式ではこんなことをするのですか?」
ご親族の方が尋ねてこられた
私はただ「家族の想いを故人に届けたかっただけです」
と答えました
そのメッセージと共に儀式は粛々と執り行われました
きっと皆様の想いは故人に届いていると 私は信じています