公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき
2018.09.17
折り鶴に想いを
ご家族だけでのご葬儀
準備されたのは一対のお花のみでした
お寺さんからお経は頂きたいとの事で
菩提寺に相談され準備できる範囲でお布施を包まれました
お花が好きだったおばあちゃん
飾られたお花だけでは棺いっぱいに埋める事は出来ません
涙を流すお孫さん達に「良かったらみんなで折り紙をおりませんか」と声をかけました
小学生と中学生のお孫さん4人 初めは遠慮していましたが
中学生のお姉ちゃんが先頭を切ってみんなに折り紙を配り始めました
しばらくすると沢山の折り鶴が式場に飾られていました
儀式が終わり折り鶴はおばあちゃんの眠る柩へと納められ旅立たれました
きっとその折り鶴がお孫さん達の気持ちをおばあちゃんの元へと運んで下さると信じています